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浮舟(うきふね)の古蹟 - The Ancient Ukifune Site

      2015/11/22

源氏物語第五十一帖のあらすじ
匂宮は、浮舟のことが忘れられずその行方を捜しますが、宇治で薫君にかくまわれていることをつきとめ、闇に乗じて薫君を装い浮舟と強引に契りを結びます。最初は驚いた浮舟ですが、次第に匂宮の情熱に引き込まれていきます。一方、薫君はこのことを知りますが、浮舟を見捨てることなく、厳重な警備をして匂宮が近付けなくしてしまいます。穏やかで誠実な薫君と情熱的な匂宮の間で悩み苦しむ浮舟は、ついに死を決意して山荘を出ます。

浮舟の古跡と源氏物語

明星山の麓、三室戸寺の境内の中に「浮舟之古蹟」と刻まれた石碑があります。
薫君によって宇治にかくまわれていた浮舟が、情熱的で衝動的な匂宮の強引な愛に惹かれ、まるで波に翻弄される小舟のように、あてどなく漂う自分の心を
「橘の小島は色もかはらじを この浮舟ぞゆくへ知られぬ」
と詠んだ歌にちなんで、「浮舟」の巻の名が生まれました。

浮舟の古跡


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【名称】浮舟の古蹟(うきふねのこせき)
【最寄駅】京阪電車宇治駅から徒歩約20分、JR
奈良線宇治駅から徒歩約30分(宇治車庫までバス利用+徒歩15分で合計20分)

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