県神社 - Agata Shrine
2015/11/22
県神社は宇治橋西詰からあがた通りを南へ、本町通りにつき当る左手にあります。古代、大和朝廷は諸国に設けた御料地に県主(あがたぬし)を置いて統治しましたが、県神社はこの御料地の守護神として祀られたのが始まりといわれています。
県神社は木花聞耶姫(このはなきくやひめ)という女神を祭神としており、縁結びや安産子育ての神として崇拝されています。永承7年(1052)に藤原頼通(ふじわらのよりみち)が 平等院を建立した時にその鎮守とし、以後明治時代まで神社であっても平等院の本山であった近江の三井寺の管理のもとにおかれ近畿各地に信仰をひろげました。 毎年6月5日から6日の未明にかけて行われる 県まつりは、暗夜の奇祭といわれ、昼間から数百軒の露店が並び多くの人出でにぎわっています。
大きな地図で見る
【名称】県神社(あがたじんじゃ)
【最寄駅】京阪電車宇治駅から徒歩15分、JR奈良線宇治駅から徒歩10分
【住所】京都府宇治市宇治蓮華72
【拝観時間】特に無し
【拝観料】無料